私は幸いにもアメリカへ4年間の留学をする機会をいただきました。その経験からお話しさせていただくと、話せる語学を習得するために一番重要なことは、外国人と接する際の緊張感を取り除くことです。
一般に日本人は、あまり親しくない人若しくは初対面の人と会話するときに一定の緊張感を持ってしまいがちです。相手が外国人ですと、その緊張感は何倍にも膨れ上がってしまいます。緊張することで相手の言葉がすんなりと耳に入ってきませんし、何かを言おうとしても緊張感のあまりにしどろもどろになってしまいます。
これはどの外国語についても言えることだと思いますが、「自分は日本人だ。君たちの言語がわからなくて当然だ。君たちだって日本語話せないだろう?」というように心の中で開き直って、話せないことは恥ずかしい事ではないと自分に言い聞かせる事がコツではないでしょうか。こうすると自分に対するプレッシャーから解放されて、堂々と外国人に接することができ、リスニングもスピーキングも断然上達すると思います。
もともと日本人は何年も学校で英語を学んできています。中学生の単語と文法の基礎ができていれば、英語でのコミュニケーションなんて簡単なものです。自分に自信を持って、開き直って、堂々と会話して見てください。